あなたを取り巻くエネルギーを調整しましょう!
普段は意識することが少ないかもしれませんが、私たちの周りにはさまざまなエネルギーが溢れています。光や熱、電磁波といったエネルギーはもちろんのこと、私たち自身もまたエネルギーを持っています。

このエネルギーは植物や動物、さらには土地や空間、そして人の悪意やネガティブな感情など、あらゆるものに存在しています。そして、 私たちのエネルギーは、知らず知らずのうちに周囲のエネルギーを取り込み、その影響を受けて良くも悪くも変化していきます。
周囲の影響に左右されず、常にベストな状態を保つことができれば、心身ともに健康を維持することができるでしょう。 そこで活用したいのが、陰陽五行の考え方です。陰陽五行には、『木・火・土・金・水』という5つのエレメントがあります。
自然界に存在するすべてのものが、この5つのエレメントに対応し、それぞれが相互に影響を与え合っています。私たち自身もこの5つのエレメントを持っていますが、すべての人がバランスよく持っているわけではありません。
自分に不足しているエレメントや突出しているエレメント、全体のバランスを知ることで、自身のウィークポイントや考え方の癖、人間関係での悩みの解消法など、多くの場面で役立つことができます。さらに、エレメントのバランスが整うことで、健康や運気にも良い影響が現れるのです。
エレメントのバランスを安定させるためには、自分に足りないエレメントのエネルギーを持ったものを身に着けたり、取り入れたりすることが効果的です。

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五行のバランスを安定させる効果的な方法
身に着ける
私たちが普段何気なく身に着けている色には、実は大きなパワーが秘められています。
色の持つ力が人に与える影響は大きく、「気分を高揚させる、安らぎや落ち着きを感じる、集中力を向上させる、食欲をそそる」など、無意識のうちに私たちの心理に働きかける効果を持っています。
カラーセラピーが医療現場でも利用されるのは、この力を活用するためです。
五行にも「木・火・土・金・水」それぞれに対応した「五色」がありますが、これは決してラッキーカラーのようなものではありません。五色(木=青 (緑)、火=赤、土=黄、金=白、水=黒 (紫))個々のエレメントの バランスを補ったり、抑制したりするために使用されます。御守りや日常的に身に着けるものに、自分に足りていない色を取り入れることで、五行のバランスを安定させることができます。

身に着けるものとして、服装やアクセサリー、バッグ、財布、時計などの他、女性はメイクにも色を取り入れることができます。 当店では、天然石のカラーを利用したパワーストーンブレスレットをおすすめしております。
身体に働きかける
毎日の食事やインテリアに五行のエレメントを取り入れる方法は多様ですが、手軽に楽しめるもののひとつとしてアロマオイルがあります。
ヨーロッパでは、アロマテラピーが医療現場で活用されていますが、これは植物の力を精神や身体に作用させる自然療法です。香り選びが効果の鍵を握りますが、陰陽五行の考え方を取り入れることで、より効果的な選択が可能です。
自分に足りないエレメントや偏っているエネルギーを整えるため、アロマテラピーと陰陽の考え方を組み合わせた五行ブレンドオイルを用いて、左右の手のひらの反射区を使ったオイルトリートメントをおすすめします。

手軽に心と身体のエネルギーバランスを整えることができます。自分に合った香りを取り入れると効果は絶大です。
アロマストーンなどに染み込ませて個人のお部屋に置いて香りを楽しむこともできますので、ご自身に必要な香りを是非見つけてくださいね。
身体に取り入れる
料理を作る機会の多い方には、不足している五行を食べ物で補う方法も効果的です。
不調がある時に好む味・取り入れる味として、
「木=酸味」「火=苦味」「土=甘味」「金=辛味」「水=塩辛味」の「五味」があります。
五味はそれぞれ働きがあり、 酸味には収斂(出過ぎるものを抑える)、 生津(体液を生じさせる)などの作用、 苦味には清熱(熱をさます)、 燥湿(余分な水分を出す)などの作用、 甘味には補益(身体を補って守る)、 緩和(緊張した状態を緩める)、 止痛 (痛みを止める)などの作用、 辛味には発散(溜まったを散らす)、 行気(気を巡らせる)、 活血 (血を巡らせる)などの作用、 塩辛味には軟堅(固いものを軟らかくする)、 瀉下(便の排出)などの作用があります。

また、食材には「寒 ・ 涼 ・熱 ・
温」の4つの性質があり、
身体を温める "温熱性"
の物と、身体を冷やす"寒涼性" の物があります。
そして、冷やしも温めもしない物を "平性"
といい、これら5つの性質を「五性」といいます。
この「五味」と「五性」を理解し、体調に合わせてそれらの食材の特徴を料理に生かすようにすることも大切です。