季節のお手入れ!!
季節の変化に合わせて肌のお手入れをしていくことが、いつまでも美しく健康な肌を持続させる秘訣です。365日同じお手入れをするのではなく、それぞれの季節に合ったアイテムを利用して上手に対応していきましょう。

立春が過ぎて、春一番が吹き始めると、徐々に春の訪れを感じる季節になります。しかし、空気の乾燥や気温の変化、強風、紫外線などの影響で、肌のバリア機能が低下し、不安定な「ゆらぎ肌」の状態になりがち。
また、2月頃からスギ花粉が飛散し始め、花粉症の方にとっては辛い時期がやってきます。スギ花粉の飛散は3~4月にピークを迎え、ゴールデンウィーク頃まで続きます。
乾燥や花粉による肌トラブルを防ぐためには、保湿ケアをしっかり行い肌のバリア機能を高めることが大切です。

爽やかで過ごしやすい季節となりますが、この時期、肌の大敵「紫外線」は真夏並み。油断をしているとうっかり日焼けをしてしまい、肌に炎症が起きたり、やシミやそばかすの原因になります。そのため、紫外線対策は万全にしていきましょう。
また、気温が上昇すると肌の皮脂量が増え、ベタつきや毛穴の開き、ニキビなどの肌トラブルが発生しやすくなるため、適切なスキンケアが必要です。

梅雨が明け、本格的な夏が到来します。この時期は紫外線の強さと量がピークを迎えるだけでなく、皮脂の増加によるてかりやべたつき、汗による肌荒れ、冷房による保湿機能の低下による乾燥など、さまざまな肌トラブルが発生すくなります。
特に注意したいのが「インナードライ(隠れ乾燥肌)」です。肌表面に皮脂が多く、肌は乾燥していないように見えても、実は内部が乾燥している状態を指します。この状態を放置すると、季節の変わり目に大きな肌トラブルを引き起こす原因となります。

秋は気温も湿度も低下し、過ごしやすい季節ですが、「夏のダメージは秋に現れる」「秋は一年で最も肌が老ける季節」いわれています。この時期は、シミが増えた、顔がくすんで見える、スキンケアの浸透が悪く感じる、ファンデーションが白浮きする、カサカサが気になるなど、さまざまな悩みが表面化します。
これらの原因は、夏の紫外線や汗により引き起こされた「角質肥厚」や「隠れ乾燥肌」によるものです。夏から秋への季節の変わり目には、角質ケアや保湿パックといったスペシャルケアをプラスすることで、肌を整えやすくなります。

冬は、気温と湿度の低下によって皮脂や汗の分泌が減少し、血流も悪くなります。その影響で肌の乾燥や荒れが目立ち、頬や唇のかさつきが気になる季節。
また、女性に多い冷え性は血流をさらに悪化させ、肌に必要な栄養が行き渡りにくくなります。その結果、肌の活力が低下し、ハリや弾力が失われやすくなります。加えて、暖房による乾燥も肌トラブルを助長するため、この時期は特に注意が必要です。